ACP研究会 第3回年次大会

The 3rd Annual Meeting of the Japanese Association for Clinical Research on Advance Care Planning (JACRA)

地域で育てるACP


会期

 平成30年9月1日(土) 10:00〜17:00

会場

 いわて県民情報交流センター「アイーナ」7F
 小田島組☆ほ〜る

  〒020-0045
  岩手県盛岡市盛岡駅西通1-7-1
  TEL019-606-1717

ご挨拶

この度アドバンス・ケア・プランニング(ACP)研究会第3回年次大会を「地域で育てる ACP」をテーマに盛岡市で開催させていただくこととなりました。
現在は各医療機関や地域でアドバンス・ケア・プランニング(以下ACP)に取り組んでいるところも増えてきており、日本医師会でもACPに関するパンフレットを作成するなど国内での認識が高まってきているのを実感しております。
また、2018年3月14日に「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」が改訂され、「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」と名称も変わりました。そのガイドライン及び解説の中で、ACPの取り組みの重要性が謳われていることからも、本研究会に求められる役割や期待は今後ますます高まっていくと認識しております。
 今後さらにACPの考え方を広めていくために市民や多職種の方々が参加していただけるような会にしたいと思っております。演題もふるって応募いただければ幸いです。第3回年次大会、盛岡で皆さまにお会いできることを楽しみにしています。

ACP研究会 第3回年次大会
大会長 高橋 浩(岩手県立二戸病院 副院長)

「ACP研究会第3回年次大会」プログラム(予定)

プログラム 
10:00〜10:10 開会あいさつ
10:10〜11:00 【シンポジウム】
「Advance Care Planningからアドバンス・ケア・プランニングへ」
日本版ACPのあるべき姿と実現への課題
座長:
  国立長寿医療研究センター 地域医療連携室長 西川 満則
  西岡病院 副院長 五十嵐 知文
<シンポジスト>
  • 「急性期から始まる ACP」
    春日井市民病院がん相談支援部長 會津 恵司
  • 「世間話で探る“生き方と逝きかた”」
    公立富岡総合病院院長 佐藤 尚文
  • 「私たち ACP 研究会が日本語版アドバンス・ケア・プランニングの手順「あらかじめ気がかりをはなしあうこと」を策定することを提案します!」
    医療法人財団老蘇会静明館診療所 大友 宣
  • 「ご本人の意向が尊重された医療・介護の提供および病診連携をめざすふくろうプロジェクト―病院・在宅・行政がともに取り組むいのちと生活を支えるまちづくり」
    慶應義塾大学医学部 山岸 暁美
11:10〜12:00 【一般演題口頭発表】
座長:
  南魚沼市立ゆきぐに大和病院 院長 松島 一雄
  春日井市民病院がん相談支援センター 師長 森本 優子
  1. 松田 繁勝
    (二戸広域消防組合)
    「介護保険施設におけるリビングウィルの状況調査から考える ACP へのアプ ローチ」
  2. 佐藤 まどか
    (社会医療法人恵和会 西岡病院)
    「療養病棟の看護職におけるアドバンス・ケア・プランニングに関する記録調査」
  3. 赤地 桂子
    (埼玉県済生会 川口総合病院)
    「がん治療を受けている患者が、最期の場の意思を示す時期の検討と課題」
  4. 西川 満則
    (国立長寿医療研究センター)
    「介護職のためのアドバンス・ケア・プランニング(ACP)ファシリテーター 教育プログラムの実現可能性研究」
  5. 渡邉 和子
    (常滑市民病院 訪問看護ステーションきずな)
    「ACP の効果について〜訪問看護ステーションで同時期に関わった2症例より」
  6. 菊池 麻衣子
    (一般財団法人 岩手済生医会 中津川病院)
    「ケアでキュアでくらしの ACP」
12:15〜13:15 【ランチョンセミナー】
「ACPの普及に向けて
ー医療者が心に留めるべきことは何か?ー」
岩手医科大学 緩和医療学科 木村 祐輔 教授
13:15〜14:00 【特別講演】
「直近の治療選択からACPまで
〜意思決定支援としての医療ケア・プランニング〜」
岩手県保健医療大学 学長 清水 哲郎
座長:
  国立長寿医療研究センター 在宅連携医療部長 三浦 久幸
14:00〜15:00 【パネルディスカッション】
「どう活用する 事前指示書」
座長:
  亀田総合病院疼痛・緩和ケア科医長 蔵本浩一
  公立富岡総合病院 緩和ケア認定看護師 津金沢 理恵子
<パネリスト>
  • 「書くこと」を目的としない宮崎市
    「わたしの想いをつなぐノート」
    −看取りの「紙づくり」でなはく「町づくり」の現状と課題−
    宮崎大学医学部 板井 孝壱郎
  • リビングウィルとACP
    日本尊厳死協会副理事 長尾 和宏
  • 「群馬県吾妻地域におけるアドバンスケアプランニングへの取り組み(仮) 」
    NPO あがつま医療アカデミー 狩野 道子
15:15〜16:40 【市民公開講座】
「おらおらでしとりえぐも:わたしの逝き方はわたしが決める」
社会学者 上野 千鶴子 氏
座長:
  岩手県立二戸病院 副院長 橋 浩

<全体司会>
西岡病院 医療福祉科長 岡村 紀宏

年次大会参加申込要項

download【参加申込書】

以下の内容をご記入の上、メールまたはFAXにて、
大会事務局(e-mail:、FAX:0195-23-6638)宛にお申込みください。
(メールでの申し込みの場合には表題に「年次大会申込」などの文字を入力してください。必要に応じて「申し込み用紙」をご利用ください。)
申し込みの際は、@〜F(Gは必要に応じて)についてご記入ください。

  1. 参加者氏名(ふりがな)
  2. 所属先
  3. 連絡先(電話番号とFAX)
  4. e-mailアドレス(携帯を除く)
  5. 参加費区分(医師、医師以外)
  6. アドバンス・ケア・プランニング(ACP)研究会の入会の有無(入会希望)
  7. 参加費の支払い方法(振込・現金)
  8. その他
    ※障がいのある方で学会参加にお手伝いが必要な場合は、その内容を具体的にご記入ください。対応や準備のため事前参加でのお申込みにご協力をお願いいたします。

参加費用

事前申込当日受付
医師4,000円5,000円
医師以外2,000円3,000円

参加費の徴収は振込又は当日の現金支払といたします。
振込を希望される方は振込手数料の御負担をお願いいたします。
参加費を振り込まれる際は、参加申込者を明記されるようお願いいたします。
参加申込者が不明な場合は、振込確認ができないため、再徴収をお願いする場合がございます。
事前参加申し込みおよび事前参加費振込み期限は平成30年8月17日(金)までといたします。

<参加費振込先>

【銀行名】岩手銀行 二戸支店
【口座種別】普通 2232350
【名義】アドバンスケアプランニング研究会
 第3回年次大会大会長 高橋 浩

市民公開講座申込要項

『おらおらでしとりえぐも:わたしの逝き方はわたしが決める』

日時 平成30年9月1日(土) 15:30〜16:40(開場:15:15予定)
会場 いわて県民情報交流センター「アイーナ」 7F 小田島組☆ほ〜る
定員 400名
入場料 無料

○講演

上野 千鶴子 先生
(社会学者・東京大学名誉教授・認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長)

download【参加申込書】

○お申し込み方法

事前参加申し込みを平成30年6月1日(金)より開始いたします。
申し込み用紙に、住所・氏名・電話番号など必要事項をご記入の上、FAX・メールにてお申し込みください。平成30年8月17日(金)まで事前参加申し込みを受け付けます。
参加の可否は開催2週間前までにハガキまたはメールでお伝えいたします。参加される方は届いたハガキまたはメールの内容がわかるものを当日お持ちください。
尚、当日に空席がある場合は、当日も申し込みを受け付けますが、満席の場合にはお断りをする場合もございますので、予めご了承ください。
※申し込みによって知り得た個人情報は、市民公開講座に関するご案内・ご連絡、参加登録のために利用します。知り得た個人情報を第三者に提供することはありません

○お申し込み・お問い合わせ先

岩手県立二戸病院 地域医療福祉連携室
〒028-6193 岩手県二戸市堀野字大川原毛38-2
TEL:0195-23-2191 / FAX:0195-23-6638
E-MAIL:
(メールでの問い合わせの際には表題に「お問い合わせ」などの文字を入力してください)

演題発表申込要項

@一般演題(口頭発表)募集要項

download【一般演題抄録テンプレート】ワード文書

発表内容は、アドバンス・ケア・プランニングに関することであれば、どのようなテーマでも結構です。発表時間7分、質疑応答3分を予定しております。
なお、演題発表が応募多数となった場合は、採択演題を運営事務局の選考により絞らせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
抄録原稿は「一般演題抄録テンプレート」を利用し、作成いただきますようお願いいたします。
作成した抄録原稿ファイルは、運営事務局宛ての電子メールに添付して送信してください。
電子メール送信の際には件名を「ACP研究会第3回年次大会 一般演題申込」としてください。文字化け等送信エラーの場合は、後日CDでの郵送をお願いすることがございます。

※一般演題申込・要旨原稿締切:平成30年6月29日(金)12時必着

Aシンポジウム発表者募集要項

download【シンポジウム発表申込書】ワード文書

テーマ: 「Advance Care Planning から アドバンスケアプランニングへ」
日本版ACPのあるべき姿と実現への課題
内容: Advance Care Planningという用語を耳にするようになり久しい。この考え方が、患者、家族と医療、介護従事者にとって素晴らしい概念であることに異論のある方はいないと思う。一方で、欧米から取り入れたACPがなかなか現場≠ノ浸透していない、あるいは、機能していない現実もある。このシンポジウムでは欧米生まれのACPをどのようにして取り入れていくか、日本版ACPのあるべき姿と実現への課題を浮き彫りにしていきたい

日本版アドバンス・ケア・プランニングのあるべき姿と実現への課題を検討するため、シンポジウムを開催いたします。そのシンポジストを公募いたします。発表をご希望される場合には「シンポジウム発表申込書」に必要事項を記入の上、運営事務局宛ての電子メールに添付して送信してください。電子メール送信の際には件名を「ACP研究会第3回年次大会 シンポジウム申込」としてください。

申込締切:平成30年6月29日(金)12時必着

発表者は平成30年6月7日(木)までに決定します。発表を申し込まれた方には、採択可否の連絡を差し上げます。発表者になられた方とは、メールまたは電話にてシンポジウムについての打合せをさせていただきます。また発表者には、抄録を平成30年7月17日(火)までに提出していただきます。

Bパネルディスカッション発表者募集要項

download【パネルディスカッション発表申込書】ワード文書

テーマ:「どう活用する事前指示書」
事前指示書≠ヘ最近、医療機関、自治体、医師会などで作成され、実際に使用されている地域も増えてきたが、事前指示書は、あくまでも「事前」のものであり、治療が必要なタイミングでの本人の意思を反映しているとは言い難く、記録する内容や方法により本人の意向が正確に伝わらないなどの問題点も指摘されている。しかし、わが国では核家族化はもとより家族機能の脆弱化が進行しており、事前指示書は自身の人生の最終段階にむけ、治療や終末期の過ごし方に関する心づもりの確認、あるいは、伝えるツールとして有用ではないかと考える。先進地域での報告をもとに事前指示書の有効利用について議論したい。

上記の内容でパネルディスカッションを行います。つきましては、事前指示書を作成し活用している団体や地域より活用方法等について報告してくださるパネリストを公募いたします。 発表をご希望される場合には「パネルディスカッション発表申込書」に必要事項を記入の上、運営事務局宛ての電子メールに添付して送信してください。電子メール送信の際には件名を「ACP研究会第3回年次大会 パネルディスカッション申込」としてください。

申込締切:平成30年6月29日(金)12時必着

発表者は平成30年6月7日(木)までに決定します。発表を申し込まれた方には採択可否の連絡を差し上げます。発表者になられた方とは、メールまたは電話にてパネルディスカッションについての打合せをさせていただきます。また発表者には、抄録を平成30年7月17日(火)までに提出していただきます。

事務局メールアドレス(応募メールアドレス):メールアドレス

委員会組織

年次大会長 橋 浩(岩手県立二戸病院副院長兼内科長兼地域医療福祉連携室長)

お問い合わせ・事務局