日本ACP研究会 第6回年次大会

The 6th Annual Meeting of the Japanese Association for Clinical Research on Advance Care Planning (JACRA)

With コロナ時代のACP


第6回 日本アドバンス・ケア・プランニング(ACP)研究会 年次大会:

日時: 2021年9月26日(日)10:30〜16:00
大会テーマ: 『With コロナ時代のACP』
大会長: 三浦 久幸(国立長寿医療研究センター 在宅医療・地域医療連携推進部長)
会場: Web開催(Zoomウェビナー

御礼

【日本ACP研究会 第6回年次大会】は、オンライン開催にておよそ100名のご参加があり、盛会のうちに終了することができました。

 ご参加いただきました皆様、ご協力頂きました関係者の皆様に深く感謝申し上げます。  また第7回年次大会で皆様にお会いできます事を楽しみにしております。

日本ACP研究会 第6回年次大会
大会長 三浦久幸
(国立長寿医療研究センター)

※ オンデマンド配信はこちらから(参加申込者限定配信)
オンデマンド配信は終了致しました。

配信期限:10月8日(金)正午まで

◎オンデマンド配信のみご視聴される方も参加申込み・参加費のお支払いが必要です。

申込方法

「年次大会参加申し込みはこちら」

参加費

会員2,000円
非会員3,000円

※ご自身が会員か分からない場合は、お問い合わせください。
※オンデマンド配信のみ視聴される方も参加費のお支払いが必要です。

クレジット払い
「クレジット払いはこちらから」

ご挨拶

大会長写真

この度、日本アドバンス・ケア・プランニング(ACP)研究会第6回年次大会大会長を仰せつかりました三浦でございます。本会は2016年に第1回年次大会を名古屋で会場開催したのを皮切りに毎年、年次大会を主に会場開催で行ってきました。昨年来のCOVID-19流行により、昨年よりはweb形式での開催に変更しております。第1回の立ち上げの会は私が大会長をさせていただきましたので、この度、5年ぶりに2度目の大会長を務めさせていただくことになりました。
今回の大会テーマは「Withコロナ時代のACP」とさせていただきました。
この5年間は国内のACPの推進にとって激変の時期であったと思います。厚生労働省の人生の最終段階の意思決定プロセスガイドラインの改訂(2018年3月)において、ACPの考え方が取り入れられたことが大きかったと思いますが、ACPという言葉が、医療関係者の中で広がり、さまざまな学会で、ACPのセッションがもたれるまでになってきました。一般市民向けにも「人生会議」という愛称が決められ、国としても積極的にACPが推進されています。
一方、このACP推進の活動は、COVID-19流行により、遅滞を余儀なくされています。一つには医療・介護現場での本人・ご家族と医療・介護専門職間のコミュニケーションが取りづらくなった事があります。ICTの先進国でありながら、現場のICT連携は今回のCOVID-19ではほとんど役に立ちませんでした。さらに一般の方への「人生会議」の啓発が、参集型の会ではできなくなった事もあります。専門職のACP実践と一般の方への啓発活動は両輪と考えられますので、ACP推進活動全体に対して、大きな打撃であったのは間違いありません。 しかしながら、日本以上のパンデミックを経験した海外からは、日頃からのACPの重要性を訴える報告が多く出されています。非常に早い経過を辿るCOVID-19では、罹患後に冷静に自分の今後を考えるのが難しく、一方、ACPによって事前に自分の今後を考えていた人ほど、どのような治療を選択するかを冷静に考えることができたという多くの報告がされています。このように、コロナ禍においてもACP推進の手を緩めるわけにはいかないように思います。
コロナ禍の難しい状況下において、どのようにACPを進めていくのか、皆様と共有し、具体的な方向性を検討する会になればと思い、今回の大会テーマを「Withコロナ時代のACP」とさせていただきました。
基調講演では、厚生労働省の担当課より、「人生会議」についてお話しいただくと共に、東京大学の会田薫子先生に「Withコロナ時代のACPと倫理」についてお話しいただきます。会員の指定シンポジウムに加え、例年通り、新型コロナ感染症関連以外の一般演題も公募させていただきます。
日本ACP研究会はACPのみに特化した国内唯一の研究会として、ACP推進・普及の波を途絶えさせない重要な責務があるように思います。
皆様からの多くのご発表やご参加を心よりお待ちしております。

日本アドバンス・ケア・プランニング(ACP)研究会
第6回年次大会 大会長 三浦久幸
(国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
在宅医療・地域医療連推進部長)

「日本ACP研究会第6回年次大会」プログラム

プログラム 
10:30〜10:35 開会あいさつ
大会長:国立長寿医療研究センター    三浦久幸 氏
10:35〜11:15 【 基調講演 1 】
演題:「人生会議推進について」
座長:オレンジホームケアクリニック    紅谷浩之 氏
演者:厚生労働省 医政局 地域医療計画課
在宅医療推進室 室長 有賀玲子 氏
11:20〜12:00 【 基調講演 2 】
演題:「Withコロナ時代のACPと倫理」
座長:国立長寿医療研究センター     三浦久幸 氏  
演者:東京大学大学院人文社会系研究科 死生学・応用倫理センター
特任教授 会田薫子 氏
12:00〜13:00 休憩
13:00〜14:30 【 シンポジウム 】
演題:「Withコロナ時代のACP − 課題と対策」
座長:社会医療法人恵和会 西岡病院     五十嵐知文 氏
   岩手県立二戸病院           橋 浩 氏
 ≪シンポジスト≫
  1. 医療法人財団老蘇会 静明館診療所    大友 宣 氏
    「COVID-19は日本におけるアドバンス・ケア・プランニング普及の課題を明らかにしたのだ」
  2. 春日井市民病院 がん相談支援センター   會津恵司 氏
    「春日井市民病院における新型コロナウィルス感染症患者へのACPの実際」
  3. 国立長寿医療研究センター 緩和ケア診療部  西川満則 氏
    「コロナ禍のアドバンス・ケア・プランニング(ACP)−最善の医療・ケア−」
  4. オレンジホームケアクリニック 西出真悟 氏
    「在宅医療におけるアドバンスケアプランニングへの取り組み」
14:35〜16:05 【 一般演題 】
 座長:亀田総合病院 疼痛・緩和ケア科    蔵本 浩一 氏
   :公立富岡総合病院 看護部       小池 瞬 氏
 ≪演者≫
  1. 社会医療法人恵和会西岡病院 リハビリテーション科 遠藤渉 氏
     「新型コロナウィルス陽性病棟における患者意向と転帰の検討
    〜第4波の経験のまとめ〜」
  2. JA愛知厚生連 海南病院             末藤和正 氏
     「面会制限下における入院患者と家族との対話支援」
  3. 春日井市民病院 看護局             佐藤和也 氏
     「急性期病院の一般病棟におけるACPの現状と課題」
  4. JA愛知厚生連 海南病院            櫛田あおい 氏
     「コロナ禍のがん末期利用者の意思決定支援」
  5. 社会医療法人名古屋記念財団 東海クリニック   小倉順子 氏
     「通院透析施設におけるACPプロジェクトの活動〜ACPをつなげるために」
  6. 春日井市民病院 緩和ケアセンター・
                がん相談支援センター ア山奈津子 氏
     「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)相談員の意識調査」
  7. 医療法人社団東山会 調布東山病院        山澤明子 氏  「治療やケアの場所が変わる時にACPをつなぐことの困難さ〜デスカンファレンスで浮かび上がった要因〜」
  8. APLE株式会社 居宅介護支援ハートサービス近藤  近藤芳江 氏
     「身寄りのない重度認知症高齢者のご本人の意思を尊重し、入院もしくは在宅治療かについて、多職種で意思決定支援を行った事例」
  9. 社会医療法人恵和会 西岡病院 看護部      相田泰子 氏
     「個別性のある人生会議を提案するために〜年齢、病状に合わせたアドバンス・ケア・プランニング〜」
16:05〜16:10 閉会

申込方法

「年次大会参加申し込みはこちら」

年次大会参加申込要項

事前参加申込期間

当日参加申込

参加費

会員2,000円
非会員3,000円

※ご自身が会員か分からない場合は、お問い合わせください。
※オンデマンド配信のみ視聴される方も参加費のお支払いが必要です。

お支払い方法

下記の口座に2021年9月24日(金)までにご入金をお願いいたします。


演題発表申込要項

@一般演題(口頭発表)募集要項

【一般演題抄録テンプレート】 

発表内容は、アドバンス・ケア・プランニングに関することであれば、どのようなテーマでも結構です。発表時間7分で、パワーポイントの音声録音を利用し、作成したファイルのオンデマンド配信を予定しております。
なお、演題発表が応募多数となった場合は、採択演題を運営事務局の選考により絞らせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
抄録原稿は「一般演題抄録テンプレート」を利用し、作成いただきますようお願いいたします。
作成した抄録原稿ファイルは、運営事務局宛ての電子メールに添付して送信してください。
電子メール送信の際には件名を「日本ACP研究会第6回年次大会 一般演題申込」としてください。文字化け等送信エラーの場合は、後日CDでの郵送をお願いすることがございます。

          応募定数に達しましたので受付終了しました
          2021年9月7日(火)正午まで延長します
※一般演題申込締切:2021年8月31日(火)12時必着

※発表の筆頭者は会員であることが必須です。「会員登録はこちら」

A公募シンポジウム発表者募集要項

【公募シンポジウム抄録テンプレート】 

コロナ禍のACPのリアルな現場の状況を発信するため、『Withコロナ時代のACP―現場からの発信』をテーマとする公募シンポジウムを開催いたします。このシンポジストを公募いたします。発表をご希望される場合には「公募シンポジウム抄録テンプレート」を利用し、作成いただきますようお願いいたします。
作成した抄録原稿ファイルは、運営事務局宛ての電子メールに添付して送信してください。
電子メール送信の際には件名を「日本ACP研究会第6回年次大会 公募シンポジウム申込」としてください。文字化け等送信エラーの場合は、後日CDでの郵送をお願いすることがございます。

             プログラム変更のため受付終了しました
             2021年9月8日(水)正午まで延長します
             2021年8月31日(火)正午まで延長します
公募シンポジウム申込締切:2021年8月24日(火)12時必着

※発表の筆頭者は会員であることが必須です。「会員登録はこちら」

発表者は2021年8月31日(火)までに決定します。発表を申し込まれた方には、採択可否の連絡を差し上げます。シンポジウムに採択されなかった演題は一般演題に回っていただきます。採択された方とは、メールまたは電話にてシンポジウムについての打合せをさせていただきます。

事務局メールアドレス(応募メールアドレス):acp.taikai.2021@(送信時は半角文字に変更してください)gmail.com

委員会組織

年次大会長 三浦 久幸
(国立長寿医療研究センター 在宅医療・地域医療連携推進部長)

お問い合わせ・事務局

(メールでの問い合わせの際には表題に「お問い合わせ」などの文字を入力してください)